Web・アプリ開発入門用パソコンはMacかWindowsか
はじめに
開発パソコンはWindowsとMacどちらがいいかという議論がたまに行われています。
今回は入門用としてプログラミングを学ぶためにどちらのパソコンが良いのか言及していこうと思います。
- はじめに
- スペックについて
- コストパフォーマンス
- Linux Unixコマンドの学習するのに適しているのは
- Web系開発を学ぶために適しているのは
- アプリ開発を学ぶために適しているのは iOSアプリは必ずMac
- 結局 MacかWindowsどちらがいいのか
スペックについて
スペックはWindowsは価格によってどのようにも調整できるので差はありません。
開発をするとディスクの読み書きは頻繁に行うので,120G程度のSSD搭載は必須と言っても良いと思います。
Windowsを選んでもSSD搭載のものを選べば差はないかと思います。
入門用としては以下のようなスペックを参考にすると良いかと思います。
メモリ:8G(金銭的に余裕があるなら16G)
SSD:120G
CPU:core i5以上
コストパフォーマンス
価格の自由度ではWindowsの圧勝です。
Windowsは五万以下のパソコンも購入できますが、Macは大体10万円を超えてきます。
しかし、今回開発入門用として使うのであれば、上記のスペックが対象になるので、WindowsとMacの価格差はそこまで大きくはありませんが、やはりWindowsの方が安く手に入るかと思います。
投資できる価格が決まっていてMacがそれを超えている場合はWindowsを探してみると良いかと思います。
Linux Unixコマンドの学習するのに適しているのは
Web系の開発では、ほぼ全てLinuxサーバを使ってサイトを公開します。
その時にLinuxコマンドの学習が必要です。
Macではlinuxではないですが、ほぼ同等のUnixコマンドを使ってPC操作を行えます。
つまりMacを使っているだけでLinuxコマンドを学習できます。
Windowsでは、コマンド操作をデフォルトですることはないですし、LinuxとWindowsのコマンドプロンプトのコマンドはかなり体系が異なります。
とはいえLinuxコマンドの学習ができないかというとそうではありません。
以下のような方法を使って仮想的にLinuxをPCに入れることによってLinuxコマンドを学習することができます。
Web系開発を学ぶために適しているのは
こちらもMacが若干良いかと思います。
Webサイト開発をする時に、サイトを動かすためにローカル環境を構築します。
このローカル環境をWindowsで動かして作ったサイトをテストすると、その時は動くのですが、本番の環境(Linux)で動かすと、なぜか動かない時があります。
Linuxの動きとWindowsの動きが若干異なるからです。
MacではUnixとLinuxが似ているため、そのような問題が発生しにくいです(全く発生しないわけではない)
また現在流行しているNodeJS(ノードジェイエス)などはWindows,Macで動きますが、
Windowsだとエラーが出てしまいエラーの解消に時間を使ってしまうことなども考えられます。
参考サイト
アプリ開発を学ぶために適しているのは iOSアプリは必ずMac
Androidアプリを作るだけなら Windows Macどちらを使っても問題ありません。
Android StudioもJavaもkotlinもMacでは使用可能だからです。
iOSのシミュレータやストアリリースするための処理はAppleはMac端末でしか認めていません。
つまりiOSアプリを作るのはMac以外ではできないということです。
結局 MacかWindowsどちらがいいのか
結論ですが、資金に問題がないならMacのが良いです。
Windowsでは環境的に少し問題が出てしまい、そのエラーを調べて解消しなければならないなどのことが起こりやすいです。
Macではそういった問題が起こりにくいので、トラブルが起こりにくく学習を進められます。
しかし、windowsで起こったエラーを自分で調べて解消することでもレベルアップを望めます。
実際の仕事では、思ってもいなかったトラブルが何回も起こるので問題解決能力が重要になってきます。
また資金面で明らかにwindowsのがやすい傾向があるので、そこで浮いたお金を書籍や学習サービスに投資して学習を進める方法もありますので、資金面と相談してパソコンを選ぶと良いかと思います。