IT業界における先行特権のメリット
はじめに
新しい言語、新しい端末やサービスに取り組むことでどういうメリットがあるでしょうか。
技術力が向上する
出たばかりの技術(言語)は色々なものが用意されていません。
おそらく専用のチュートリアルを行ってみても、あらゆることができるようにならないでしょう。
実際のその技術でサービスリリースまで行く過程で、チュートリアルやリファレンスに用意されていないソースを書かなければならないかと思います。
有名言語を学ぶより、問題に対する突破力が向上し、技術力も向上します
実力を過大評価される SES・フリーランス客先常駐などでのスキルシート
SESやフリーランスで客先常駐するときにスキルシートをベースに面接します。
スキルシートとは、どういう言語ができるのか、要件定義や設計がどこまでできるのか、どういう案件に携わってきたのかを資料に落として、自分の実力を示すものです。
その際に最新の言語を学習してることや、何か新しい技術でアプリをリリースしていたりなどすると、その時点で他の選考を受けている人より、良く見られる可能性が高いです。
実力を過大評価される 面接などでアピールできる
上記と同様で、最新の技術に取り組んでいたという時点で、評価は上がりやすいし、
企業が成長していくためには、新しいことに取り組む必要があります。
自ら新しいことを学んでいく社員は、優遇されやすいと考えて良いかと思います。
私もハイブリットアプリという新しいアプリの作り方をしていた時があり、その技術を主体でスキルシートを提出したら、フリーランスの面談でのお客様の食いつきがすごく、何社もオファーがあった経験があります。
このように最新の技術を学ぶと面接などで有利になります。
一攫千金も夢ではない
AndroidやiOSの端末が発売された当初は、世の中にアプリの数も多くありませんでした。
おそらく作るのに1週間もかからない健康のためのBMI計算アプリが数ヶ月カテゴリランキング1位になったりしています。
広告をうまくつければ、一攫千金も夢ではありませんでした。
AndroidやiOSみたいに生活を変えるような新しい端末が出ていないと思うかもしれません。
実はそうではないかと思っています。
例えばAlexa Amazon Echoのスキル開発 やGoogle Homeなんかは明らかに先行特権がある端末だと思います。
世の中にまだ浸透していない段階で、ちょっとした発想で何かを開発してみると先行特権だけでもある程度注目されることも夢ではありません。
*1:フォトカップケーキメディア上のUnsplash